【整うの正体】サウナで整うとはどういうこと?

 

こんにちは!とあです!

サウナーの方々が言う「整った~!」という言葉、よく耳にすることが多いと思います!

サウナーはこの「整い」を求めてサウナに行っているわけなのですが、頻繁に行きたくなるほど整うというのは最高の感覚です。

サウナが好きな方はもちろんよく使う言葉で、整うとはどんな感覚なのか分かると思いますが、サウナを良く知らない方からしたら整うってよく分からないですよね。

そこで今回は、サウナで整うとは一体どういうことなのか、どうして整うのか、サウナーが整いを求める理由を説明していきたいと思います!

この記事の内容

・整うとは?
・なぜ整うのか
・整うってどんな感じ?

 

整ったことがある方もない方も、これからの方も是非参考にしてみてください!!!!

 

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整うとは?

サウナ→水風呂→外気浴を繰り返すことにより訪れる、トランス状態のことを整うと言います。

心も体も究極にリラックスしていて、とにかく最高に気持ちがいい感覚。

まるで天国を浮遊しているかのような幸福感を感じられる状態です。

 

なぜサウナに入ると整うのか?

サウナは非日常的な場所

高温なサウナ室は、私たちの体にとって非日常的な場所です。

100度近い高温な場所にいることは普段ではありえないので、サウナ室に入っていると、あまりの熱さに体は危険な状況だと感じます。

体はその危険な状況に、自律神経、心拍、血圧、血流、脳内ホルモンなどのすべての力を出してその環境に適応しようとします。

そして今度は熱くなっている体の状態で冷たい水風呂に入ることにより、温度の急変に体が驚きます!

体はまたこの状況が危険だと感じ、先ほどと同じくこの環境に全力でなんとか対応しようとします。

そして外気浴で休憩をすることで、体は危険な状況からやっと逃れられたと感じ、元の状態に戻っていきます。

この非日常的感覚から解放された時のリラックス感がサウナで整っている状態です。

自律神経が関係している

整う際には自律神経の交感神経と副交感神経も深く関わっています。

・交感神経…活動的に動いていて興奮状態である時に優位になる

・副交感神経…休憩時など体を休めているリラックスした状態の時に優位になる

サウナと水風呂に入っている時は興奮状態になるため、交感神経が優位になります。

そして外気浴をすることで、今度は副交感神経が優位に切り変わります。

この時、サウナ室と水風呂で大きく交感神経が優位になっていたところから、一気に副交感神経が優位になることで、全身が急速にリラックスモードになっていきます。

この副交感神経に切り替わり、体が元の状態に戻っている時が一番気持ちがいい状態で、この時の感覚が整うの正体です。

相反するものが共存しているわずかな時間

サウナ室と水風呂に入っている時に交感神経が優位になった際、アドレナリンノルアドレナリンといういうホルモンが分泌されます。

・アドレナリン…身体に作用し疲れや痛みを感じにくく、いつも以上に力を発揮できるようになる
・ノルアドレナリン…脳に作用し意欲向上、やる気、判断力、集中力を高める

この2つは交感神経が優位な時に分泌されるホルモンなので、外気浴で副交感神経に切り替わった時にどちらも分泌されなくなります。

しかし、水風呂から出て少しの間は、この2つがまだ半分ほど残っている状態になります!

少しの間、副交感神経が優位なのにアドレナリンとノンアドレナリンが共存しているとても珍しい状態。

外気浴をしている時、普段は相反するものが奇跡的に共存しているので、頭は晴れわたっているのに体はリラックス状態という不思議な感覚になります。

エンドルフィンという幸せホルモン

サウナと水風呂で交感神経が優位になっている時にエンドルフィンという神経伝達物質も分泌されています。

このエンドルフィンには鎮痛効果、疲労軽減、幸福感を得られる効果があり、脳内麻薬とも言われています。

エンドルフィンが分泌されることにより、整うときに深い多幸感が感じられます。

エンドルフィンはランナーズハイなど、肉体や精神が極限状態に追い詰められたときに分泌されます。

サウナと水風呂ではある意味、体が極限状態まで追いつめられている状態なので、エンドルフィンが分泌され、外気浴で体が解放されることにより深い整いにつながっています。

血流と心拍数の働きで深いディープリラックスへ

サウナに入ると心臓がドキドキしてきて、心拍数が上がります。

心拍数が上がると心臓のポンプ機能が上昇し、血管が拡張、血流が増えます。

この時、体の熱を放散させるために皮膚表面に血流が集まります。

そして水風呂に入ることで、皮膚の表面に集まっていた血管がきゅっと引き締まり、体の末端の血液が体の中心に流れ込みます。

そして外気浴をすることで体の深部に集まっていた血管がどんどん解放され元の状態に戻っていく、この時に脳にも大量の酸素が送られることにより、深いリラックス状態になることができます!

サウナの非日常的な環境を体験することで、体の中でも非日常的な働きが起き、自分ではなかなか作りだすことができない領域のリラックスを感じることができます。

整ったときの感覚

整っている時はどんな感覚なのか?

外気浴でイスに座っていると、体はどんどん深く深く沈んでいくような感覚になります。

自分の力ではなくて自然と重力が下がっていく感覚。

体の中を血流がぐるぐる回っていて、風が気持ちいいくらい暖かく感じます。

なにか優しい温かい膜に包まれているような感覚。

どくどくと鳴っている自分の鼓動に意識が向き、自然と自分自身に集中します。

時間がたつにつれて体が軽くなっていき、目を瞑っているのに視界が明るくなってきます。

私はオレンジとか黄色い色の世界が広がっているように感じて、その心地よさを味わっていると不思議と心も頭も晴れ渡ってきます。

目を空けると視界がラメでキラキラしているように空が輝いて見えます。

これを何セットか繰り返せば繰り返すほど、何も考えられないくらい深~いディープリラックスを感じられるようになります。

整いは自分を大切にできる時間

サウナの整いは、究極のリラックス法であり、最高に至福な時間です。

整うことにより体の全身が深いリラックス状態になり、脳が休息することで、頭の中でぐるぐる回っていたネガティブな感情や悩みなどが吹っ飛び、自然と心が豊かになれます。

整っている時に、気持ちいい~!幸せだなぁ~と全身で幸せを感じることで、この心の豊かさが、人生の豊かさにもなっていきます。

サウナの良いところは、なんの努力も才能も必要なく、サウナに入れば簡単に誰でも整うことができるというところです。

頑張らなくてもいい、楽にむしろ楽しみながら究極の幸せを感じられるなんて最高すぎますよね!

なかなか自分と向き合える時間が取れなくても、サウナに入ることで自然と自分に集中でき、自分の心と向き合うことができます!!!

自分の本当の心の声を聞ける時間でもあります。

1人の時間を大切にできるという意味でもサウナはとてもいいです(^^)

サウナで整う方法

サウナで整うには入り方が大切です!

初心者の方でも正しい入り方をすれば整うことができます!

以前、ととのうサウナの入り方についての記事を書いているのでこちらも参考にしてみてください♪

まとめ

いかがでしたか?今回はサウナの整うについて詳しく説明させていただきました!

整っている時の気持ちよさや感覚は言葉で説明するのはとても難しく、整うやサウナの良さを知ってもらうのは、やっぱり実際に体験してもらうのが一番だと思います!

一度整うを体験されたら、きっとサウナの魅力に気づくはずです!

是非、皆さんも整うを体験しに行ってみてください♪

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

 

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